-自然に囲まれた空間でスローに暮らしたい。現代社会で生きることに疲れてしまった。
このような理由から、自給自足について一度でも考えたことがある人は多いのではないでしょうか。自給自足はお金や会社の縛りから解放される可能性を秘めていますが、今の住処や仕事をいきなり放って始めてしまうと、想定と違った場合に後戻りができなくなってしまうかもしれません。
また、自給自足をするにしても、ある程度豊かには暮らしたいとは思いますので、まずは生活水準を落とさない範囲で自給に取り組み、そこから緩やかに調整する方法で検討します。
自分で好きなことをして、自由な生活を送るために、自給自足の目的を踏まえつつ、現実的にどのくらい可能なのかを、具体的手段をもって考えます。
この記事を発信する目的・信頼性
このサイトは、自分の手で家を建てることをテーマにしています。いわゆるセルフビルドは『家の自給』にあたる訳ですが、僕がそれにチャレンジしようと思ったのも、お金や仕事に縛られたくないという動機から始まったことです。現在は会社員として仕事をしつつも、農地を借りて、主に野菜の自給を試みている最中です。
『食』『住』の自給生活を最終目標にしながら、本当の意味で豊かな生活を考える僕の主観を交えて、労働やお金の価値観に囚われない生き方を提案します。
記事の内容は、ふんわりしたものではなく、あくまで自給自足を前提とした、実現性のある具体的な解決手段に限ります。
自給自足生活はどこまで追求すべきか?
ほとんどの人が思い描く理想の自給自足生活は、サバイバルを望むようなものではなく、食糧を自分の手で育て、繋ぎながら、無理のない範囲で金銭の負担を減らして緩く生きる、いわゆるスローライフではないでしょうか。
自給自足を検討するうえで、どこまで自給自足を追求すべきか?という課題があります。小さな庭で野菜を育てることだけでも生活の一部を自給していると言えますし、反対にとことん自給自足を追求すれば、山に小屋を建てて、電気もガスも引かず、農業や家畜の飼育をして生きてゆくとこもできます。お金を掛けず生きていくためには、食べ物、住まい、ライフラインなどの固定費を極力自給しなければなりませんが、極めるほど豊かさや快適性を失った生活に近づいてゆきます。
自給自足を極めることで過酷さが増して、豊かさを失ってしまうのはなぜでしょうか。経済学の父、アダム・スミスが著した『国富論』を引用し説明します。
僕たちは分業による生産性の恩恵を受けて生活している
個人の労力で生産できるものには限界があります。経済学の父、アダム・スミスが18世紀後半に著した国富論では、生活必需品や便益品を国民がどの程度享受できるかを、『豊かさ』の指標としています。そして、豊かさの原資となっている労働の生産力について以下のように説明しています。
労働の生産性が著しく向上したのは、社会における仕事全体で分業が進んだからといえるだろう。分業の恩恵を受けている製造業の一つ、『ピン製造』を例にとろう。ピンを作る工程は多数の部門に分割され、針金を引き伸ばす作業からピンを白く磨く作業まで、それぞれが独自の仕事になっている。すべての工程を一人でやろうとしては、一日に二十本のピンを作ることさえできないだろう。一つの完成品を生産するのに必要な労働が分割されることで、手仕事の労働の生産性は高められるのだ。
〜中略
労働によって生産されたものは、貨幣を媒介して人々に配分されていく。
国富論
まさしく僕たちは、現代社会で生きるうえにおいて、『分業』の一端を担い、対価としてお金を得ながら生活している訳ですが、自給自足は分業を行わず自身で一貫して生産を行うことを意味します。
本来生産に多大な労力を要するものであっても、各工程を分業し、生産効率を極限まで高めることで、僕たちは容易にそれらの高度な製品を手に入れることができます。
自給する範囲の線引きを決めておく
先述のとおり、工業製品やエネルギーなどを自給しようとすると、莫大なコストを要します。自給することで、労働の負担が大きくなればなるほど、有限な時間を浪費し、スローライフからかけ離れてしまいますので、自給自足を追求する範囲は、自給のコストが、ものを手に入れるために賃金を稼ぐことと比べて、割に合ったものであるかで判断することができます。
その判断基準をもってすると、適度に仕事をして得られる現金収入を、生活必需品や家電など個人で生産出来ないもの、または学費や医療費などに使いつつ、衣食住に関わる固定費を無理のない範囲で自給するのが良いということになります。
具体的にどれくらい自給すれば良いか
家計支出の割合を説明した記事によると、夫婦2人家庭の支出割合は食費15%、住居費25%だそうです。以下の表は家計の理想支出を表にしたものです。自身の生活費と照らし合わせてみてください。
単身世帯(手取り20万) | 夫婦2人暮らし(手取り30万) | |
食費 | 18%(¥36,000) | 15%(¥45,000) |
住居費 | 28%(¥56,000) | 25%(¥75,000) |
水道光熱費 | 6%(¥12,000) | 5%(¥15,000) |
通信費 | 6%(¥12,000) | 6%(¥18,000) |
おこづかい | – | 12%(¥36,000) |
保険料 | 4%(¥8,000) | 4%(¥12,000) |
趣味・娯楽 | 4%(¥8,000) | 3%(¥9,000) |
被服費 | 3%(¥6,000) | 3%(¥9,000) |
交際費 | 5%(¥10,000) | 2%(¥6,000) |
日用品雑貨 | 3%(¥6,000) | 2%(¥6,000) |
その他 | 6%(¥12,000) | 3%(¥9,000) |
貯蓄 | 17%(¥34,000) | 20%(¥60,000) |
自給自足で支出を食費5%、住居費10%まで削減できれば、全体の支出を25%減らすことができます。そうすれば、現所得の75%程度の仕事でも、生活水準を落とすことなく暮らせるということになります。
自給自足は『食の自給』を主体に考える
先ほどのアダム・スミスの国富論を再度引用しますが、分業によって生産効率を高める現代においても、農業についてはこのように説いています。
作業の性質上、農業においては分業体制を築くのは難しい。よって、農業においては、富国の労働のほうが貧しい国の労働よりも生産的だとは言いきれない。
国富論
農業は、自然や生き物を相手にするものであるため、ワンストップかつ少ない人数で行われることが多いです。工業生産のように、加工を終えてすぐ次工程へとはなりません。土を起こし種を蒔いてもすぐ収穫はできません。また労働の時間を多く費やせば、その分たくさん収穫できるというものでもありませんし、ゆっくりじっくりのスタンスである農業は、効率化にも限界があるのです。
『食の自給』はあくまで農業がメイン
現金を得るための事業としてみたら、農業は工業と比べて効率的ではないといえますが、そこが農業によって自給自足をするメリット足りうる理由になります。個人で消費する範囲で、ましてや自給する目的であれば、コストをかけずとも楽しみながら食べ物を得ることができるからです。
固定種に絞り野菜の種を採れば、お金をかけず毎年栽培できますし、収量や出来栄えにこだわらなければ、無農薬で草取りもそこそこに、刈った雑草をそのまま土に返すことで、肥料や資材を多用しなくても、手間をかけず育てられます。また、鶏などの家畜を飼育すれば、卵や食肉を手にできますし、排泄物が肥料源にもなります。
自給自足といえば、野菜や家畜を育てているイメージの通り、農業は安定した自給の助けとなり、豊かな食生活の一端を担います。山菜取りや釣りなどの狩猟採取でも食べ物を得られますが、あくまで生活の糧は農業としましょう。
狩猟採取でも美味しい食べ物は得られるが、基本は趣味として楽しむ
陽気のなか渓流釣りに入ると、釣りのターゲットであるヤマメやイワナの他にも、ウワバミソウやフキ、木の芽などの山菜が道草で手に入ります。また海に行けばモリ突きで魚を獲ったりして、僕も食べ物として山や海からの恵みを少し分けてもらうことがあります。しかし、それらは手に入れる労力も大きく、必ず手に入るとは限らないので、食の自給としては不安定で、当てにはできません。
獲られたら、大いに食味を楽しむべきですが、あくまで狩猟採取は趣味に留めるのが良いでしょう。とはいえ、わずかにあるだけでも、農業で得た肉卵や野菜と合わせて、それなりのバリエーションになりますので、積極的に取り組んだほうが良いとは思います。何よりそれらの行為が楽しいのです。
食の自給はコスパ的にはどうなのか?
僕が畑をやっていると話しをすると、こんなことをよく言われます。
野菜を自分で作って食べられても、時間と手間を考えたらコスパ悪いよね。
趣味じゃないとやる意味がない。
これは、僕も野菜を育てるまでやんわり考えていましたが、実際に野菜作りをするとそうではないことを実感できます。確かにほぼ毎朝畑に行って、様子を見たり作業したりしますが、手間をかけているのではなく、暇をかけているのです。農作業は義務に拘束されない自由な時間ですので、一概にコストとなりえません。
ただあくまで僕の主観であり、自給をやってみた結果、それらを労働と捉える人もいるでしょうから、農作業や狩猟採取を楽しめない人は、自給自足に向かないかもしれません。
仕事を辞めて地方に移住し、やっぱり向かないとなれば、元の生活スタイルに戻すのは簡単ではないでしょうから、実行に移す前にそういった側面があることを理解しましょう。
仕事だけに人生を捧げなくてよいのが、自給自足のメリット
僕が以前に勤務していたハウスメーカーでは、毎日夜遅くまで働き、精神的プレッシャーが大きかったです。休日は無気力に過ごし、いっときの物欲を満たすことで正体の分からない焦燥感を誤魔化しながら、すり減った感覚が残る状態で日々を耐えていました。要するに幸せではなかったです。
日常のストレスに耐えつつ、諦めを漂わせながら生きている人は、きっと多いでしょう。
そのハウスメーカでの体験を経てから、仕事だけに人生を捧げない生き方を模索するようになりました。きっとこの記事に辿り着いた人の中には、仕事に縛られたくない理由から、自給自足に興味を持った人もいると思います。そんな人に『ダウンシフト』という言葉を紹介します。
ダウンシフトという生き方から得られるヒント
ダウンシフトとは、『労働』の枷に縛られず、『お金』以外で豊かさを見出し、減速した生き方を指す言葉です。ダウンシフトは、書籍:減速して自由に生きる ダウンシフターズ という本で、筆者の髙坂 勝氏の体験に準え詳しく解説されています。安い文庫本でも出版されているので、ぜひ一読をおすすめします。
ダウンシフトの語源となった書籍“浪費するアメリカ人”のなかで、次のような人たちを『ダウンシフター』と呼び、以下のように説明されています。
ダウンシフターの人々は、過度な消費主義から抜け出し、もっと余暇を持ち、スケジュールのバランスをとり、もっとゆっくりとしたペースで生活し、子どもともっと多くの時間を過ごし、もっと意義のある仕事をし、彼らのもっとも深い価値観にまさに合った日々を過ごすことを選んでいる。
浪費するアメリカ人――なぜ要らないものまで欲しがるか
ジュリエット・B.ショア (著), 森岡 孝二 (監修, 翻訳)
ダウンシフトは、労働と消費の繰り返しから脱却して、自分の時間を持ち、有意義に生きるための実践をすることに本質があります。
生活必需品や便益品をどの程度享受できるかを豊かさの指標とした場合、個人が豊かさを得ようと物質的に満たされるためには、労働によって金銭を多く得なければなりません。そのため限りある時間の多くを費やす必要があり、余裕のある生活ができなくなります。ただ生活するにもたくさんのお金を使い、いつしか仕事が中心になり、労働と消費の繰り返しそのものが生きる目的になってしまいます。
お金をたくさん稼ぐことが幸せへの近道だと、僕たちは捉えてしまいますが、100%の労働で時間をすり減らして生きるよりも、75%の労力と収入で減収を補う半農生活をしながら、ダウンシフトを実践する方が、本当の意味で豊かに生きられるのではないでしょうか。
まさに自給自足をする本来の目的は、そこに尽きると考えられます。
自給自足ができるライフスタイルへ変えていく手順
自給自足に取り組もうとした時、ライフスタイルを変える必要があります。都市型の生活の人は、農地を得られるような地方に移住しないといけませんし、地方在住の人でも、職を変えないと時間を作れないかもしれません。
- 地方での生活に馴染む
- スケジュールのバランスをとりやすい仕事を選択する
- 農業をライフワークに組みこむ
手順を踏んでこういったことに取り組んでみましょう。
地方での生活に馴染む
自給自足をするためには、農地の確保が欠かせませんので、必然的に中小都市郊外〜田舎に住居を構える必要があります。都会に住む人は移住しないといけませんね。
僕は進学や就職、転勤で居住地を転々とする人生を送ってきましたが、元々地方生まれ地方育ちなので、どこに住むにも抵抗はありません。大都市近郊に住んだ経験もないので、都会から田舎に移った時のギャップをイメージしにくいのですが、妻は結婚を機に、東京から長野に引っ越して問題なく暮らしています。
大都市に住みなれた人は、地方在住の生活がイメージしにくいのかもしれませんので、少し紹介します。
公共交通機関を中心とした生活から、車中心の生活になる
大都市であれば、目的地のすぐ近くに大体駅やバス停があるので、公共交通機関を多用できますが、地方になると行きたい店は駅近くではなく、車で寄りやすいバイパス沿いにあることがほとんどです。
チェーン店がほとんどですが、家族との外食や生活必需品を購入する用は、ほとんど済みます。
ファッションや雑貨は郊外型ショッピングモールへ
ファッションの質は、都市部と比べて少し劣りますが、大体街のはずれに郊外型のショッピングモールがあります。そもそも田舎に住むとファッションの重要性が下がるかもしれませんが、それでもこだわるようであれば、ECサイトでの購入か、中都市まで観光がてら足を伸ばしても良いかもしれません。
このように利便性と安楽さの中間を得られるのが地方在住のメリットです。
また、都市部はサービスが発達している分、多くのことにお金を必要としますが、自然を相手にする遊びを覚えると、びっくりするくらいお金を消費しなくなります。
地方での生活がイメージできたら、次は仕事です。
どうせ転職するのであれば、ダウンシフトしやすい仕事を選びたいですよね。
都会と比べて地方は仕事が限られてきますので、どの職業を選ぶかはとても重要です。
スケジュールのバランスをとりやすい仕事を選択する
自給で25%現金支出を減らすことで、より負担の少ない仕事ができると述べましたが、75%でできる仕事とは一体何なのでしょうか。ブラック企業で長い時間拘束されるが、所得は低いというのはよくある話なので、所得水準を落とすことで、必ずしも負担の少ない仕事を得られるとはなりえないことを理解する必要があります。
労働生産性を評価される仕事に絞る
どのような仕事を選んだら良いかは、個人の職能により異なるため具体的にはいえませんが、労働生産性の高い仕事を積極的に選ぶのが良いかと思います。
『裁量労働制』と呼ばれる、勤務時間の管理を行わず、仕事を成果で評価する制度にヒントが隠されています。
実はこの制度は対象業務が定められているんですが、その業務は生産性を評価する仕事として認知されます。その対象業務に近いほど労働生産性を評価される仕事となりやすいです。
対象業務は主に二つ、『専門業務型裁量労働制』と『企画業務型裁量労働制』の2種類です。平たく言うと、建築士や弁護士など専門性が高い仕事や、作家やライターなどクリエイティブな仕事が当てはまります。
裁量労働制の仕事を選べという話ではなく、技能や独自性の高い仕事であれば、会社員に属していても、時間の調整が効きやすいことが多いです。また、それらの技能は将来的に独立しやすくあり、自営業やフリーランスになれれば、より労働時間の調整がしやすくなります。
反面、接客・サービス業やアルバイトなど、時給労働の側面が強い仕事は、拘束される労働時間を短くすると、給与水準が大幅に下がる可能性があるので注意が必要です。また、個人の裁量に委ねられる仕事であっても、歩合制度の場合、成果へのプレッシャーをかけられることが多いです。ノルマをこなすために拘束時間が長くなりやすいので、それらも避けた方が良いでしょう。
最近は、リモートワークが普及してきたので、プログラマやWEBデザイン、動画編集など、フリーランスに直結できる仕事も選択できるようになりました。WEBスクールなどを活用すれば、現職に就きながら技能を取得できるので、リスクが少なく転身を検討できます。僕もブログを書くために独学でWEBデザインを勉強していますが、やってみると割と簡単に実用できますし、おもしろかったりします。
WEBスクール最大手のテックアカデミーで無料体験があるので、IT系フリーランスでどんな仕事があるか知りたい人は、体験してみるのもいいでしょう。
いますぐ転職したいのでなければ、スクール等で実学を身につけ、選択肢を広げてから転職する方法もあります。
農業をライフワークに組みこむ
現金収入を減らすのであれば、野菜などの現物収入の確保は必須になりますので、農業を生業とする生活になります。
向き不向きは当然ありますので、現在の住まいのできるだけ近くにある市民農園などで体験することをおすすめします。地方であれば行政のHPで市民農園の募集があったりしますが、都市部であれば農地が少なく、行政の市民農園は空いていないことが多いので、『シェア畑』など民間のサービスを利用します。
シェア畑のサービスは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府の7都府県で展開している農地のシェアサービスです。
都市部ではこういったサービスを利用できます。
虫が嫌いとか、農業に対してネガティブなイメージを持たれやすいですが、やっていると割と平気になります。
農地を借りる場所は、極力近いところをおすすめします。畑の様子を見るのに遠いと億劫になりますので、自転車で軽く行けるような範囲がいいかと思います。
自給自足生活をまとめる
自給自足というと、変わった人がやっているイメージがつきますが、農村部ではそれが普通の暮らしです。田舎に住んで現金収入が少なくなっても、自給自足で現物収入を得られますので、豊かに暮らせるという仕組みです。さらには余暇を多く持てれば自給自足生活が成功したといえます。
最後にこの記事を振り返ります。
- 自給自足を追求する範囲は衣食住の固定費を無理のない程度に
- 食の自給は農業を中心とし、狩猟採取はあてにできないので趣味として楽しむ
- 自給で現物収入にできた分、労働での所得水準を下げることができる
- 『ダウンシフト』した生活で得られるお金以外の豊かさもある
- 自給生活は、地方での暮らしが前提となる
- 仕事は労働生産性の高い職業に絞ることで、労働時間を調整しやすくなる
- 農業に取り組めるか、移住前に体験してみるとよい
『家の自給』については触れませんでしたが、それが僕の最終目標であり、このサイトではセルフビルドをメインコンテンツとしています。
家を自給できれば、ハウスメーカで新築した時と比べて、およそ1/3の金額で建てられます。建築に詳しくない人でもチャレンジできるように、手順を追って紹介しますので、ぜひセルフビルドに関する他の記事も読んでみてください。下にリンクを貼ります。
自給自足をするのであれば、セルフビルドも検討してはいかがでしょうか。