2016年、セルフビルドの本をたまたま手に取ったことで、自分でも家が建てられるんじゃないかと思った。
2023年、430坪の荒地を購入し日々開拓中です。
ブログタイトル『ぶんちく』は、自”ぶん”で家を建”ちく”するの略
セルフビルドを目指すようになるまで
大学を卒業後、新卒でハウスメーカの営業職に就くがハードワークに耐えられず2年で退職。間取り設計ができる様になったくらいで大きなスキルを身につけることができなかったが、建築の面白さには気づくことができた。その後、産業分野に転身し現在まで。
転職後、建築に対する興味や未練が残っていたため、ネットで建築関係の情報を収集する癖がつく。その中で“セルフビルド”というキーワードを初めて知る。前職の経験に意味を見出そうとしていた自分にとって、セルフビルドに可能性を感じるようになった。
セルフビルドの情報をもっと知りたいと思っていた矢先、ある書籍に出会う。
僕のセルフビルドにおけるバイブル。
セルフビルドを実現させた人が実際にいるということを、本を通じて知ったことで、セルフビルドに感じていた可能性が確信に変わる。当時独身だったため、いつかはセルフビルドを!と人生の大きな目標を掲げる。その後、結婚を機に人生の先行きを考えるようになり、より現実味が増してきたため本腰を入れて建築について勉強をする。2023年430坪の荒地を購入しセルフビルドの計画も本格始動。
セルフビルドをテーマにしたブログを作った理由
セルフビルドという言葉は認知している人もいますが、まだまだマイナーなジャンルだと思います。
そもそも“建築”という専門的な分野が、セルフビルドに対する敷居を上げている要因になっています。『自分で家を建てる』というとなんだか楽しそうだなと思うかもしれませんが、すぐさま“建築”が上げている敷居に引っかかり、難しいと思って断念してしまう人がほとんどだと思います。
僕自身前職で、住宅に携わる仕事を経験しましたが、在職中でさえ建築の分野は難しいと誤解して、深く学ぼうとしませんでした。間取りを決めるプランニングだけやって、あとは間接部門の人に頼り切った部分もあり、幾分迷惑も掛けたと思います。建築を肌で学べる機会を疎かにしてしまったことに今は悔いていますが、それでも住宅の仕事ができてよかったと思っています。
前職があったからこそ、僕はセルフビルドに対して前向きになることができました。僅かながらも住宅の仕事を経験していなかったら、僕も敷居を跨げない一人になっていたと思います。
もし、このブログに立ち寄っていただいた人が、セルフビルドに興味を持ってくれたとしたら、その敷居を跨ぐきっかけになってほしいと思います。ブログを通じて誰がセルフビルドに興味を持ってくれたら、嬉しいです。
Yachi